発芽用の土／東山瓢箪プロジェクト

発芽用の土を使うと発芽率が変わるかの実験

市販の土、昨年使った土を替えて発芽させた場合の比較をしてみました。
発芽するまでの日数よりも発芽率やしかりした苗になることが重要。
最後まで見てください。

２０１８年４月１日

ホームセンターで売られている「種まき用の土」２種、「園芸用の土」、「昨年栽培した土」で実験を開始しました。

４月２日

「さし芽種まきの土」も追加。保温、水の蒸発予防の効果が期待できるのでシートをかけました。比較のために一部はそのままです。

４月８日

種まきから１週間がたちました。変化は見られません。

４月１４日

種まきから２週間がたちました。サカタのタネの「タネまきの土」から最初の発芽を確認。

４月１６日

その２日後。タキイの「たねまき培土」からも発芽を確認。

４月１７日

その翌日。「さし芽種まきの土」からも発芽を確認。
シートの効果も確認。
サカタのタネの「タネまきの土」 は、木屑など軽い成分が多いため雨が降ると種が浮いてくるため、発芽率が伸び悩んでるようす。

発芽してから日光に当たらないともやしっこになるので明日から外します。

写真ではこの時点で発芽率が良かった、サカタのタネのタネまきの土の事例を掲載しています。

４月１９日

温かな日が続き、日の光を受けて双葉も緑を増してきました。

４月２０日

どんどん発芽しています。一方で気になることも発生。

ナメクジの被害

芽が出る前であれば、顆粒状などのナメクジの殺虫剤で効果があります。芽が出た後は殺虫剤より芽を食べるため効果がありません。

芽が出た後は、割り箸で捕るしかないです。夜に土の上に出てきます。

ビールがナメクジを捕るのに効果があると言われていますが、決定的ではありませんでした。

殻がついたまま

殻がついたまま発芽してくることがあります。たいていは自然にとれるのですが、そのままにしておいても育っていきます。
双葉が開かないようでしたら、取り除いてもよいです。その後の成長が遅くなり、弱い苗になることがあります。

４月２７日

双葉の間から本葉がでてきました。
「さし芽種まきの土」が発芽率９割近くになり、成長も先に芽が出始めた土とほぼ同じになってました。

2018年４月の気温

５月４日

土によって成長の速さが異なることがわかります。

５月１１日

土によって成長の速さが異なることがよくわかります。

５月１８日

土によって成長の速さが異なることがよくわかります。
苗の数が減ったのは、栽培場所に定植したためです。
このあと育った苗たちは、地域のお店などでから地域の方に配られました。

番外－５月４日

花壇で瓢箪を昨年栽培した土を使って種を蒔いてもしっかり発芽した事例もあります。

番外－４月３０日

実験より７日遅く、タキイの「たねまき培土」でまいた種が一斉に発芽を始め、発芽率は９割を超える状態に。
でも、同じ日に蒔いた右側の赤の印のあるポットは特大の種で、発芽率は１割程度。種の差もあるようです。

番外－５月６日

手前左側は実験より１０日遅くく蒔いた種、手前真ん中は実験より７日遅く蒔種。
（手前は、発芽後にハイポネックス肥料を散布。）