時期
4月初旬から5月中ごろ。気温が25度を超えると発芽します。寒いと発芽しません。苗用ビニールポット(なければ小さな植木鉢など)に、土を入れ、種を1粒づつ播きます。深さ2センチ程の土中に種を蒔いてください。
発芽まで
発芽するまでは、日光が当たらなくても大丈夫です。
毎日少しずつ水やりをしてください。
気温により異なりますが、約10日~2週間で発芽します。
発芽したら
日光の当たる場所に移動させます。
日光に当たらないと弱い苗になります。
肥料
発芽した後、土が乾いたら水やり代わりにハイポネックスなどの液肥(1000倍)を与えるとより元気に育ちます。
時期
本葉が4~5枚以上になってから植木鉢・プランター・地面に定植します。
土と定植する植木鉢、プランターの目安
ホームセンターなどで販売している園芸用の土を使用します。
プランターの場合は、大きめのものに苗1本から2本が目安です。
植木鉢の場合は、苗1本が望ましいです。
肥料
定植後、ハイポネックスなどの液肥(1000倍)を週に1~2度水やり代わ
りに与えるとより元気に育ちます。
水やり
鉢植・プランターの場合は、土が乾燥していないか毎日注意してください。
日当たりが良い場所で育ててください。
害虫・病気
見つかったら、早めにスプレー式の薬を散布してください。
葉が5枚開いたら、芽の先を摘みます。すると脇芽(子蔓)が出ます。先を摘まずにそのまま育てると2m以上の高さに伸びます。
子蔓も葉が5枚開いたら先を摘みます。
子蔓を4本程度で伸ばしていくと、綺麗に育ち、実もつきやすくなります。
蔓が沿うためのネットなどを張ってください。
上に登るように蔓を紐で結び、支えるなどして育ててください。
伸び過ぎた蔓を下におろすことで長期に緑のカーテンにできます。
瓢箪の開花は、日没頃です。通常、虫が飛んできて交配しますが、市街地では、確実に実がつくように人工交配をすることをお薦めします。
雌花は花の下側に瓢箪型の膨らみがあります。
開花した雄花を摘み花びらを取り、雄しべを雌花の中心につけ受粉します。
工芸用には、皮が厚く堅いほど良品とされます。
完熟させることで堅くなります。実がつきはじめたから50日以上たつと完熟し工芸用に適した堅さになると言われていますので、なるべく長く蔓につけておくことが望ましいです。
自然乾燥させるには、蔓をT字にできるように長めに残すと紐をつけて乾かしやすいです。
葉や蔓が枯れるまで待って、収穫するのもお勧めです。
大きな瓢箪がなった場合、重みで実が落ちてしまうことがあります。
ネットを作るなどして瓢箪を吊るし、蔓に負担がかからないように支えてください。
情報を追加していきます。
→ 印刷書式 (栽培のヒント PDF)